ビクトル・ガルシア「スペインの幸せ」
バル ポルティージョは5周年
老舗スペイン料理店を営むスペイン人の父を持ち、2012年に「アロセリア・サル イ アモール」を 代官山にオープン。 その後銀座、中目黒、丸の内にも店舗を広げ、その内2店舗でミシュラン・ビブグルマンを獲得する。
皆さんこんにちは、ビクトルです。
今回は、中目黒にある僕らのお店 Bar Portillo 。
2024年5月10日でオープン5周年になりますので、今回は少しこのお店のお話しをさせていただきます。
そもそもこのお店を作ったきっかけをお話しすると、、、
2012年に僕は最初のお店 ”Sal y Amor” を代官山に出店します。
このお店はパエリアを中心としたメニュー構成で、お米料理専門店”アロセリア” というのがコンセプトになってます。
まだ”アロセリア”(お米料理専門店)というコンセプトを掲げたお店が日本になかったので、珍しい!とお客様には喜んでいただけました。
そこから5年の時が経ち2017年。
”Sal y Amor” は、連日たくさんのお客様に来て頂けるようになりましたが、更なる発展には何が必要か、、自分達が更に成長するためには何が必要かと考えた時、僕が出した答えは、「Sal y Amorのライバルを自らの手で作るぞ!」 でした(笑)
そして、アロセリア “La Panza”を出店しました。
Sal y Amor と同じアロセリアですが、少しお料理を変え、見せ方を変えたお店にしたんです。
そこから2年が経ち2つのアロセリアを運営しながら次に感じたことは、、この2つのレストランに来てない人達はまだまだいっぱいいる。その人達がもっと来やすい、使いやすい、スペイン料理に触れるキッカケになるようなお店を作りたい!
ずばり ”バル” です。
色んな人達が、色んな時間に、色んな使い方を出来るお店。スペイン料理を好きになるための”入口/portillo” を作る!
こうして2019年5月10日 Bar Portillo を出店することになりました。
今思えばこのお店の運営は1番大変でした。
オープン1年経たない時期、まだまだお客様に認知されてない中でコロナのパンデミックが始まりましま。活気があって楽しいバルにしたいのにずーっとガラガラのお店。バルなのにお酒の提供も禁止になったり。
何度も閉店するか悩みました。
お店が好きだったので閉店する決断は出来ずただただ耐えて。2022年の6月に心機一転するためにリニューアルオープン。
今までより更に「色んな人達が、色んな時間に、色んな使い方を出来るお店」にするために、すなわち更にスペインのバルにするために、お店の在り方である概念を練り直し、メニューや内装、コーヒーの味を練り直し再スタートをしました。
スペインのバルはお昼からお酒を飲む人も、逆に夕方にコーヒーを軽く飲む人も、カフェのようでバルのようでレストランのようで。まるでコンビニかのように色んな人達が色んな使い方でバルを利用します。
おかげ様でBar Portilloも少しずつお客様に認知され始めました。毎日賑やかになってきました。バルだけど皆さんお腹空かせていっぱい食べるために来てくれてます(笑)結局それも嬉しいです。
元気になったBar Portilloは2024年5月10日で5周年を迎えます。
お店を運営するのに最も重要なのは概念です。どんなお店であるべきか。どんな想いを背景に置くか。そしてそれは変化し続けなければいけません。
Bar Portillo これからも変化しながらお客様に愛されるお店になるべく進んでいきます!
皆さん、中目黒に遊びに来る事があれば、是非気軽に遊びに来てください!
バル ポルティージョ
Bar Portillo cafeteria-bar
050-1720-5522
東京都目黒区青葉台1-19-12 エスセナーリオ青葉台 103
https://www.vandk.jp/restaurant/barportillo/
老舗スペイン料理店を営むスペイン人の父を持ち、2012年に「アロセリア・サル イ アモール」を 代官山にオープン。 その後銀座、中目黒、丸の内にも店舗を広げ、その内2店舗でミシュラン・ビブグルマンを獲得する。
カテゴリ:ビクトル・ガルシア
タグ:バル, Bar Portillo, バル ポルティージョ, 中目黒