ビクトル・ガルシア「スペインの幸せ」
イベントの楽しみ方
老舗スペイン料理店を営むスペイン人の父を持ち、2012年に「アロセリア・サル イ アモール」を 代官山にオープン。 その後銀座、中目黒、丸の内にも店舗を広げ、その内2店舗でミシュラン・ビブグルマンを獲得する。
こんにちは、ビクトルです。
今回は、ウチのお店が出店する5月のイベントの宣伝もしながら、スペインのイベントの時の思い出とかも少しお話ししてこうと思います。
Tokyotokyo Delicious Museum
5月19日, 20日, 21日で有明の東京ビックサイトのすぐ近くでTOKYO デリシャスミュージアムというイベントが開催されます。
[イベントページはこちらです]
https://tokyotokyo-delicious-museum.jp/
東京都主催のイベントで、東京が誇る食の美味しさをもっと世界に発信していこう！というプロジェクトの一環でのイベントらしく、東京中にある各ジャンルのお店たちが出店します^_^
僕らは「バル ポルティージョ」として出店してパエリア作るのでぜひ遊び来てください！
そういえば、僕もスペイン滞在時何度か野外イベントみたいなものに行ってました。
もちろんもう20年近く前なので最近はどんな感じかは分かりませんが。。
スペインでは今は違法になりましたが、ちょっと昔まで外でアルコールを飲むことが出来ました。
公共の場でアルコールを飲んで楽しむことをBOTELLON(ボテジョン) といいます。
若者はお金は無いけど酔っ払いたいので、ウォッカ ×炭酸、ラム酒×コカコーラ、赤ワイン×コカコーラなどをボトルごと大量に作ってBOTELLONするんです。
ちなみに、赤ワイン×コカコーラはあまり皆さんには馴染みがないかもしれませんが、KALIMOTXO(カリモーチョ)という名前がついていて、スペインの若者は大好きでフェスやイベント時にはたくさん飲まれます。結構美味しいので皆さんも是非やってみてください！
イベント時に出される食事といえば、やはりBOCADILLO(ボカディージョ)ですね、バゲットで具材を挟むサンドイッチみたいなものでスペイン版のおにぎりってぐらい定番です。
具材はチョリソ(ソーセージ)だったり、豚の血の腸詰ソーセージ、スペインオムレツ、あとはハンバーガーみたいな具材(レテスとトマトとハンバーグ)だったり。
そうです、もうみーんなBOCADILLOなんです。お酒と食事を嗜んでイベントを楽しむというより、BOCADILLOで腹ごしらえして後は永遠と酒を飲む！そんなイメージです。もちろん宴は朝まで続きます。
もちろん僕が若い時の思い出なので、今はまた違う景色が見えるかも知れませんが、みんなで酔っ払う野外フェスは楽しかったです。
5月のTOKYO デリシャスミュージアムでBOCADILLOはないかもしれませんが、その代わり有名イタリアンやフレンチ、中華など、東京だからこそ味わえる各国の美味しいご飯が食べられるので、皆さんお楽しみに！僕も居るので是非遊び来てください！
※写真は、僕の会社の10周年パーティーで作った大鍋パエリアです。
老舗スペイン料理店を営むスペイン人の父を持ち、2012年に「アロセリア・サル イ アモール」を 代官山にオープン。 その後銀座、中目黒、丸の内にも店舗を広げ、その内2店舗でミシュラン・ビブグルマンを獲得する。
老舗スペイン料理店を営むスペイン人の父を持ち、2012年に「アロセリア・サル イ アモール」を 代官山にオープン。 その後銀座、中目黒、丸の内にも店舗を広げ、その内2店舗でミシュラン・ビブグルマンを獲得する。
ライター
- 岩瀬 大二「酒で旅するスペイン」
- 加瀬 まなみ「めぐすた☆1分レシピ」
- 金子シュウイチ「no spanish wine no life」
- 栗原 靖武「パエリアシェフのスペイン料理いろいろ」
- 常田 諭史「el puente 〜 スペインの語り部」
- 新倉 孝之輔「自分探し料理人のスペイン紀行」
- 納堂友幸「情熱のアンダルシアワインde乾杯！」
- 野堀 貴則「いつの季節もロゼワイン日和」
- ビクトル・ガルシア「スペインの幸せ」
- ヒラマツ カズヒロ「ビールおじさんのマオウ散歩」
- 増渕 友子「カタルーニャのこと色々」
- 三浦 ユーク「ワイン片手に何を作ろう」
- 永田枝理子「北スペイン探検隊！」
- 星野マチ子「ソパイヴィダの窓辺から」
