感じるリオハ ～最高のバル街カジェ・ラウレル編～

常田諭史「el puente 〜スペインの語り部」
感じるリオハ～最高のバル街カジェ・ラウレル編～

TOMATE代表 SpanishWineExclusivesワインの輸入販売、スペインワイン講師。グランジャポンセールスマネージャー。

Hola!! 常田諭史です。スペインの温かい人々と、多様な食文化、そして各地で飲まれるワインの美味しさに惚れ、スペインワイン一筋。その中でも特に愛してやまない地域が今回のテーマであるリオハです。リオハについて語り出したらキリがありません！今回はリオハにある「バル街」にだけフォーカスして語らせて頂きます。

リオハは1991年スペイン国内初のD.O.Ca. (特選原産地呼称)に認定されております。スペインの中でも奇跡の様なテロワールに恵まれていることに加え、ボルドーのワイン造りが最初にスペインに広がった時この地域だったことと、鉄道が開通したこと等が重なり、一気に誰もが認めるスペインワイン最良地域になりました。地元の人の大多数が何らかのワイン業に携わっているとか！実際スペインで2番目に小さい州でありながら、この人気ですから納得も出来ますね。

そんなワインが当たり前リオハの地元で、ワインを愛する人が集まり愛される場所。ワインの造り手も、食事やおしゃべり、仲間や家族との時間を自由に楽しめる場所。コミュニティーの場であり、地元に暮らす人々の生活の一部となる場所。世界からもワインと食を求めてリオハまで行った方は必ず訪れたい場所。それはやはりリオハの「バル」ですね。リオハ内でも、スペイン内でも、“最高のバル街”として呼び声の高いその場所が「カジェ・ラウレル」です。
そこは、細く狭い石畳の小路、左右に沢山のバルやレストランが立ち並んでおり、それぞれに特有のお勧め料理が用意されています。2,3件はしご酒をするのがこの場所でのポピュラーな楽しみ方。1,2杯とタパスを楽しんだら次にと、場所を変えて楽しみます。
象徴的なお店に、マッシュルームのピンチョスだけを提供している[Soriano]というお店があります。小さな店内には椅子はなく高めのカウンターのみ。料理はマッシュルームのピンチョス一品しかないのに、いつ入っても満員です。カジェ・ラウレルに寄ったらついつい足を運んでしまうお店の一つです。また、多くのお店には色とりどり様々なお洒落なタパスやピンチョスがあります。迷ったら気軽にお店の人にお勧めの白ワインを頼みたいですね。

私のカジェ・ラウレルでの特におすすめの組み合わせは、リオハ赤ワインとチューレトン(Tボーンステーキを豪快に炭火で焼き上げた料理)をいただく事です。肉好き、赤ワイン好きの、最高の欲の満たし方です！笑　リオハ地元民も大好きな鉄板の組み合わせです。
リオハワインのテンプラニージョ種のミディアムからフルボディのワインを選びましょう。リオハワインは長く熟成している事が多く、まとまりバランスが整い飲みやすく、また味わいにしっかりとした酸が感じられるので、食事を通して次の一口をどんどん求めて一本飲めてしまいます！お肉も一緒に次の一口次の一口、、と止まりません！ワインの持つ樽熟成したことによるロースト香、スモーキーさが、また炭火で焼いた香りを帯びたお肉に良くあいます！！

さあ、お腹も空いてきましたでしょうか？リオハのカジェ・ラウレルに行きたくなりますね！でもこんなご時世。。
そんな中、嬉しいお知らせです！現在グランジャポンでは季節の定期便がスタートしております！テーマは、スペインの風土や文化をワインと食を通して「旅するような感覚」をご自宅にお届けするといったもの。その定期便に向けた「お試しセット」というお試し価格で体験できるセットをご用意しております。現在のそのテーマがピンポイントにここ！リオハの「カジェ・ラウレル」です！2タイプから選べ、特に人気の飲食店の味が付くセットでは、市ヶ谷にあるエルチリンギート新倉シェフが腕を奮って今回のためだけにリオハ料理をご用意くださっています！ご自身も実際にカジェラウレルを訪れていて大好きな場所の一つとのこと。想いもこもったお料理は超絶品です！お届け時には、旅気分をさらに盛り上げるための”旅のしおり”もついてきます。

詳しくはこちらのリンクより: