野堀貴則「いつの季節もロゼワイン日和」
グラナダのワイン親父

「estación エスタシオン」オーナーシェフ。神楽坂の人気スパニッシュ「エルプルポ」を経て2015年にモダンスパニッシュとロゼワインをコンセプトに「エスタシオン」をOpen。数年前から年に一回、スペイン地方の郷土料理を学ぶ旅を続けている。特にガリシアが好き。ソムリエの資格も所持し、ワインにも精通。
こんにちは、神楽坂エスタシオンの野堀です。
今回は昨年スペイングラナダを訪れた際に立ち寄った最高のナチュラルワインのお店の話しをしたいと思います。
グラナダはキリストとイスラムが融合した独特の雰囲気が特徴の都市です。
約800年間イスラムに支配されていたグラナダ、丘の上にあるアルハンブラ宮殿は圧巻でした。
丸2日間滞在したグラナダですが、その滞在中に出会った素敵なナチュラルワインバルをご紹介します。

「Ajo Blanco/アホブランコ」
店主のNicoが2007年から1人でやってるバルです。
グラナダには、シエラネバダという標高の高い山脈があり、ナチュラルワインの産地としても有名です。
そのエリアのワインとカタルーニャを中心としたワインのラインナップのアホブランコ。
Nicoは、シエラネバダやカタルーニャに大きい車で直接ボデガに乗りこみ、友人の造り手からワインを買い付けてくるそうです。
シエラネバダのNaranjursやカタルーニャのEscodaやMendallをグラスでどんどん開けてくれます。
もちろん、グラナダの文化の一つただタパスも!
ワイン1杯頼むと無料のタパスが一つ付いてきます。
Nicoの人柄、ワインの想いが凄く素敵で、2日間のグラナダ滞在でしたが5回もいきました。
最終日も深夜遅くまでNicoと飲んでいて、次の日の朝の買い出しが大丈夫だったかなと心配してます。笑




カトリックとイスラムが見事に融合しているグラナダ、どこかエキゾチックな雰囲気の街を感じに訪れた時には、地元のかっこいいオヤジがやってるワインバルに是非行ってみてください。
Estacion / エスタシオン
「estación エスタシオン」オーナーシェフ。神楽坂の人気スパニッシュ「エルプルポ」を経て2015年にモダンスパニッシュとロゼワインをコンセプトに「エスタシオン」をOpen。数年前から年に一回、スペイン地方の郷土料理を学ぶ旅を続けている。特にガリシアが好き。ソムリエの資格も所持し、ワインにも精通。
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