納堂友幸「情熱のアンダルシアワインde乾杯!」
知ってた?スペインにも「パスタ料理」があるんです。その名も『フィデオス』!

スペインバルの店長として約15年勤め、2021年よりアンダルシア州政府公認の「初代アンダルシアワイン・アンバサダー」に就任。ソムリエ、公式ベネンシアドール、日本ワイン検定1級を持つ。スペイン業界の赤い彗星。
¡Hola!西荻窪アピエ納堂です!
今回のコラムは、スペインの隠れた名物パスタ「フィデオス」について、書きたいと思います!
「パスタ=イタリア」って思ってる方、多いんじゃないでしょうか?
でも実は、スペインにもとてもおいしいパスタがあるんです!それが「フィデオス(Fideos)」。
スペイン語で「麺」を意味するこの言葉は、料理としても一つのスタイルを確立しており、特に地中海沿岸のカタルーニャ地方やバレンシア地方でとても親しまれているんです。
「フィデオス」は、すごく短く2〜3センチほどにカットされた極細パスタ。
カッペリーニをパキパキに折ったような感じ。でも一番のポイントは「フィデオス」を一度オーブンやフライパンで「乾煎り」してから、スープや魚介の出汁で煮込むのが定番スタイル。香ばしい風味が加わり、パスタなのにちょっとリゾットっぽい食感になってこれがクセになる!

中でも人気なのが
「フィデウア(Fideuà)」
簡単に言うと、お米の代わりに「フィデオス」を使ったパエリアって感じで、エビ、イカ、ムール貝などのたっぷりのシーフードと一緒に炊き上げて、アリオリソース(にんにく風味のマヨネーズ的なもの)をちょい付けして食べると、もう最高~!!\(^o^)/
スペインの太陽の下で地中海の風を感じながら食べると、気分は一気にバカンス!

でも、これって意外とお家でも作れるんです。
グランジャポンでも「フィデオス」を買えますので、いつものパスタに飽きたら、スペイン風にアレンジして「フィデウア」に挑戦してみてはいかがでしょう!

⭐使っている商品
Granja San Francisco「フィデオス(#0 細麺 ショートパスタ)」
あと、お米よりパスタの方が、出汁が良く染み込むので、「フィデウア」は、ワインやシェリーのおつまみとして最高に合うんです!
もしスペインを訪れる機会があれば、ぜひ本場のフィデオス料理を試してみてください!
そして、自宅でも気軽に作れるので、日常の食卓にも取り入れてみてワインと一緒に楽しんでみて下さいね!
それでは、また、次回のコラムでお会いしましょう!
¡Hasta Luego!(^^)
西荻窪アピエ
スペインバルの店長として約15年勤め、2021年よりアンダルシア州政府公認の「初代アンダルシアワイン・アンバサダー」に就任。ソムリエ、公式ベネンシアドール、日本ワイン検定1級を持つ。スペイン業界の赤い彗星。