みなさま、初めまして、南スペイン料理とデリ「エルチリンギート」オーナーシェフ・新倉孝之輔と申します。お店の名前にもあるように、南スペインのお料理に特化したお店を運営しております。
センエツながら、コラムを書かせて頂く事になりましたので、スペインでの体験・経験などを含め、料理人としての視点から様々なトピックスをご紹介して行きたいと思います。宜しくお願い致します。

まず、私の略歴をお話しさせて頂きますね。元々はフランス料理を経験させて頂いたのですが、スペイン料理の素材を活かす調理法に惹かれ、南スペインのマラガにて研修させて頂きました。
帰国後、１年に１回スペイン各地を訪問し、スペインへの理解を深めました。２０１４年に独立し「エルチリンギート」をオープン、現在に至ります。（スペイン料理歴１９年）余談ですが、ワインも大好きで身体に負担の少ない、自然な造りのワインが好みです。笑

近年、スペインの北部バスク地方の認知度が高まっていると思います。スペイン各地方には、それぞれ独自の食文化が存在するというのはご存知でしょうか？　それは、もう別の国と言ってもいいくらい違いがあるので面白いですね♪

代表的な地方と云えば、バスク地方・カタルーニャ地方・アンダルシア地方・カスティージャ イ レオン地方・カスティージャ イ ラマンチャ地方・ガリシア地方・ムルシア地方・バレンシア地方などでしょうか。それぞれに特色のある食文化、独自の郷土料理があり非常に興味深いですね。

食文化の話に戻りますが、私が料理の勉強をさせて頂いた南スペイン・アンダルシア地方では、代表的な物ですとみなさんも馴染み深い、冷製野菜スープ「アンダルシア風ガスパチョ」や「アホ ブランコ（アーモンドの冷製スープ）」、新鮮な魚介類のフリート（揚げ物）があります。珍しい所ですとサメを使った「カソン エン アドボ」　など日本では、なかなか目にしない食材を使った料理もたくさんあります。

そんな中私のお店【エル チリンギート】=【スペイン語で「海の家」】では、南スペインの都市「マラガ」の名物・文化でもあるイワシのエスペト（炭火串焼き）をスペシャリテにしています。イワシをまるごと専用の串に刺して炭火で豪快に焼き上げる料理です。当店では、自分流にアレンジして提供しております。

地中海沿いのマラガの海岸には、チリンギート（海の家）が数多く立ち並び、イワシを炭火で焼いている光景が風物詩になっていてハイシーズン（6月～９月）は、特に多くの人々でにぎわっています。ヨーロッパの人々の夏のバケーションの地としても有名ですね。
イワシを始め、当店で仕入れる非常に重要な魚介類の質と鮮度を最も重視しており、毎朝豊洲市場より、10年以上付き合いのある仲買さんから極上の品を仕入れ使用しています。

そんな独特の食文化を持つ南スペイン・アンダルシア地方のTapas（おつまみ）を5品詰め合わせにした、「エルチリンギート」地中海の潮風香る南スペインTapasセットをグランジャポンさまから販売させて頂いていますのでぜひ、チェックして頂きたいですね♪

• ① エルチリンギート スペシャリテ「イワシのエスペト（炭火串焼き）」
• ② スペイン最高峰イベリコ生ハム 盛り合わせ
• ③ 真イワシの酢漬けと青トウガラシピクルス
• ④ 豚肉とレンズ豆の煮込み
• ⑤ ヘレス風野菜のトマト煮込み

当店スペシャリテのイワシのエスペト（炭火串焼き）やスペイン最高峰の産地ウエルバのイベリコ豚の生ハム盛り合わせ。南スペインのウエルバでは、スペイン国内でもハモン デ ウエルバで名が通っているほどの最高峰イベリコ生ハム。スペイン料理定番のイワシにこだわった酢漬け、スペインでは、ポピュラーなレンズ豆を使った煮込み料理と南スペインのヘレス近郊で食べられている野菜のトマト煮込み。の５品セットです。

クール便（冷凍）でのお届けですので、お好きな物をお好きなタイミングでお召し上がり頂けますので、南スペインを感じて頂けたら嬉しいです。

スペイン各地の研修では、北から南までスペインを１周位？は、させて頂いたので体験談も含めてお話しさせて頂きたいと思います。
次回もスペイン各地の情報・食文化を私の体験談も含めてお話しして行きたいと思いますので、お楽しみに♪

南スペイン料理とデリ「エルチリンギート el chiringuito」店舗情報

住所	〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町12-1 ガーデンテラス市谷八幡1F
アクセス	JR市ヶ谷駅より徒歩３分 東京メトロ有楽町線・南北線　市ヶ谷駅　７番出口徒歩１分
URL	https://www.facebook.com/elchiringuito.japan/

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