永田枝理子「北スペイン探検隊!」
絶対食べたいマドリードグルメ
こんにちは!北スペイン料理研究家、スペイン語通訳・翻訳家のErikoです。
2024年10月後半、とうとうイベリア航空の成田ーマドリード間の直行便が復活します。
早速マドリードへ行く予定を立てている方もいらっしゃるかと思います。
ワクワクしますね〜!
私は常に&すぐに北を目指してしまう性質のため、マドリードへ降り立っても経由地として一泊する程度、翌日は早朝から脇目も振らず北部へ向かって飛んで行くことになります。
首都マドリードをしっかり満喫したことがないというのが残念なのですが、そんな短い滞在時間でも、絶対食べる!と決めているマドリードグルメがあるのでぜひみなさんと共有させてください。
絶対食べると決めているマドリードグルメ、それは・・・Bar El Brillanteのイカフライのボカディージョ(Bocadillo de Calamares)です。
マドリードの伝説的なバルEl Brillanteは、高速鉄道のハブ駅でもあるマドリード・アトーチャ駅からすぐ。
住所:Pl. del Emperador Carlos V, 8, Centro, 28012 Madrid
今年6月のスペイン旅行では、早朝の移動前にここのボカディージョを買いたい、絶対買いたい!という執念でこのバルから歩いていけるという条件で宿を探したほどです。
(そしてバルの裏手のビルにある民泊に宿泊できました。)
気になるボカディージョのお値段は、ちょうど光っちゃった左上に二種類記載されていて、通常サイズが7.5ユーロ(2024年6月当時のレートで約1300円)、半分ほどのミニサイズが4.2ユーロ(約720円)でした。
写真はミニサイズ。ちょうど、ドトールのミラノサンドAくらい。中に熱々揚げたてのカリカリイカフライをこれでもか!と入れてくれています。
ボカディージョを作ってもらっている間に、カフェラテ1.9ユーロ(約330円)と、これまたマドリードグルメのポッラ(チュロスの太い版)を1本0.7ユーロ(約120円)で朝食するのがう〜んマドリード!
ザ・マドリードのバルな店内でその場で食べてもよし、私は今回北へ向かう列車で食べようと包んでもらいました。
ぜひ、みなさんもマドリード・アトーチャ駅に降り立ったら、El Brillanteの名物ボカディージョを頬張ってみてください。
衣がさくさく、中のイカはモッチモチ。他にレタスもマヨもトマトもチーズもな〜んにも挟まっていない、パンでイカフライを挟んだだけなのですが、痺れるほど美味しいです。
余談ですが、乗ったことある方もいるかな・・?
今回マドリードから北へ向かうRenfeの車両で初めて「Coche en Silencio」、つまりサイレント車両なるものに乗りました。
日本で座席をネット予約した際に選べたのですが、その際の説明によると「携帯電話の通話や、同乗者との会話」が禁止となっていました。
実際乗ってみたら写真の通りガラガラでしたが、車両はし〜んと静か。
スペインで電車で移動したことがある方はわかると思うのですが、携帯で大きな声で話し続ける人がいるのは当たり前、笑い声や話し声も賑やかなことが多い、それが普通だと思っていたのですが、まるで日本の新幹線の車内のような静けさでホッとしました。
途中携帯が鳴って、慌てて車両を出て行った女性がいたので、ちゃんとマナーが守られている様子でした。
色々と便利にスマートに、時代に合わせて変わっていくんですね。
では、また次回!