作元慎哉「フェルミンチョの日々のお仕事」
FERMINTXO
FERMiNTXOオーナーシェフ。1982年7月7日石川県小松市生まれ。大阪辻学園調理師学校卒。卒業後地元のホテルに勤務した後、渡西。Restaurante Alameda, Fonda Sala,Restaurante Neichel, El raco de Can Fabesなど、数々のミシュラン星付きレストランにて研鑽を積む。帰国後、地元石川にてスペイン料理レストランのシェフを勤め、 2011年7月7日、当フェルミンチョ(FERMiNTXO)をオープン。
生まれ育った石川県への愛着も人一倍。いつも石川県「高農園」、「西田農園」の野菜を使用しております。
新しくグランジャポンのコラムニストをやらせて頂くことになりました、西麻布でFERMINTXOを営んでいます作元慎哉と申します。
今回はFERMINTXOと私について軽く紹介をさせていただけたらと思います。
石川県小松市で育ち進学校に進みましたが遊びを覚えて学業が疎かになり大学への進学の道を諦めました。高校の時は夜中麻雀ばかりして学校では寝ていたいろくでなしだったと思います。
その時にアルバイト先がちゃんと仕込みをするようなこだわりがあるファミリーレストランでした。どうしようもない大学に4年も行って親不孝するなら一年で卒業ができる調理師専門学校に行って料理人になろうと決めました。調理師学校時代も真面目にやっておらず堕落した生徒だったと思います。
そう!私はどうしようもないやつなんです。そんなどうしようもない学生生活を送っていたのですがそこで運命的な出会いをしました。それはスペイン料理です。
こんなシンプルな調理でこんな美味しいものが出来るのか!と自堕落した自分でも簡単にできるぜーと錯覚して思ったんでしょうね。
料理も世の中もそんな甘くありません。学校を卒業して地元石川県のホテルに就職しました。何故ホテルかって?就活一社目で1発で内定しちゃったからです。
ホテルで三年勤めてその後、渡西。5年間くらいスペイン各地で仕事して29歳の誕生日にFERMINTXOをオープンしました。
スペイン滞在中の話はまたいつかの機会にお話しします。病院で医者に医療放棄された話やバスク警察に連行された話やどうしようもないお話をして新入りがコラムを汚す訳にはいかないので余計な話はやめておきます。
FERMINTXOとは?
私、作元慎哉の誕生日が7月7日生まれだからです。
スペインなどのカトリックの国では365日各日に聖人の名前がついているのです。7月7日が聖人Ferminの日。バスクにいた時のニックネームをお店の名前にしました。txoは愛称。なんとかちゃんとかなんとか君みたいな感じですかね。
自分のニックネームを看板に自分が思うスペイン料理とは何か?と日々考えながらお店をやっています。
料理のこと、お酒の事、スペインの事、私の生まれ故郷の石川のこと、今年から3年間やらせて頂いているハモンセラーノとカバの大使をやらせて頂いているので生ハムとカバのこてなど、その時感じてる事をコラムに書かせていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
FERMiNTXOオーナーシェフ。1982年7月7日石川県小松市生まれ。大阪辻学園調理師学校卒。卒業後地元のホテルに勤務した後、渡西。Restaurante Alameda, Fonda Sala,Restaurante Neichel, El raco de Can Fabesなど、数々のミシュラン星付きレストランにて研鑽を積む。帰国後、地元石川にてスペイン料理レストランのシェフを勤め、 2011年7月7日、当フェルミンチョ(FERMiNTXO)をオープン。
生まれ育った石川県への愛着も人一倍。いつも石川県「高農園」、「西田農園」の野菜を使用しております。
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