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Something Special ~おいしいのその先に~

納堂友幸「情熱のアンダルシアワインde乾杯!」
お正月は、ぽん酒も良いけど、シェリーもね!

お正月は、ぽん酒も良いけど、シェリーもね!
納堂友幸

納堂友幸

スペインバルの店長として約15年勤め、2021年よりアンダルシア州政府公認の「初代アンダルシアワイン・アンバサダー」に就任。ソムリエ、公式ベネンシアドール、日本ワイン検定1級を持つ。スペイン業界の赤い彗星。

¡Hola!情熱スパニッシュ!情熱スパニッシュ!西荻窪アピエの納堂です!今年もあっという間にもう12月ですね~。

これから、X‘masに大晦日と来て、新たな年を迎えます!いろんなお酒と出会い、楽しむ時期でもありますが、今回は、日本のお正月に欠かせない「おせち料理」とシェリーとのマリアージュというテーマで、お話をしていこうと思います!

おせち料理に合うお酒と言えば、当然、日本酒でしょ?って、日本人なら誰しもが思いますよね?

もちろん間違い無い鉄板の組み合わせですが、実は、シェリーも合うんです!(^^)

おせち料理の定番は、先ず、数の子やイクラといった魚卵系料理や、海老や魚の焼き物といった比較的シンプルな魚介料理から、田作りやニシンの昆布締めといった甘辛い味付けの煮込み系料理、筑前煮や里芋の煮しめ料理、伊達巻や錦糸卵の卵料理、更には、煮豆や栗きんとんといった甘口料理と食材のバリエーションが豊かで味の幅が辛口から甘口までとても広いですよね~。

それにワインを合わせるとなると、なかなか難しいワイン選びとなりますが、シェリーがあれば大丈夫です!(^^)

シェリーは、ワインでありながら日本酒的な味わいの深みや旨味があるので、和食との相性が抜群なワインなんです!

それでは、代表的なおせち料理とシェリーとのマリアージュの例を挙げていきたいと思います。

『数の子 × シェリー』

先ずは、おせちに無くてはならない食材No.1と言っていい「数の子」とのマリアージュですが、基本的にワインと魚卵系の組み合わせは、タブーとされていますが、シェリーの中でも特にマンサニーリャならとてもよく合うんです!

もちろんイクラでもOKですが、これは、本当に試して頂きたいマリアージュNo.1です!臭みが全く残らず、魚卵の持つ旨味と塩味とマンサニーリャが最高に合います!

『ニシンの昆布締め × シェリー』

次に、甘辛い醤油の煮つけ料理、「ニシンの昆布締め」とのマリアージュですが、これは、オロロソが良く合います!

身欠きニシンを昆布とかんぴょうで巻いて、みりん、砂糖、醤油で味付けをする、The和食的な料理ですが、オロロソの熟成感から来る、深みと厚みと旨味が、ニシンや昆布の旨味や、みりん、砂糖、醬油のジェットストリームアタック的な(ガンダムネタ ^^;)甘ウマ辛味とも上手く口の中で調和し、これは、日本酒を越えたマリアージュになります!(^^)

『栗きんとん × シェリー』

最後に、これもおせち料理には、欠かせない「栗きんとん」ですが、これは、甘口シェリーのモスカテルと是非、合わせて頂きたいです!いつも食べている栗きんとんが、モスカテルと口の中で合わさると、なんと!洋風な味わいの、、、まるで、上質なモンブランを食べているかのような、大人のオシャレデザートに早変わりです!これも、是非!お試し頂きたいマリアージュです!(^^)

今回、ご紹介しましたシェリーのマンサニーリャ、オロロソ、モスカテルは、グランジャポンさんのネットショッピングサイト『CASA GRANJAPON』で、お得な3本セットでご購入頂けますので、来年のお正月は、ぽん酒も良いけどシェリーもね!って言うことで、ぜひぜひ、お試し頂ければ嬉しいです!(^^)

さて次回のグランジャポンコラムは、なんと祝100回記念!ということで、担当は、神楽坂エスタシオンのスーパーシェフ、野堀貴則シェフです!野堀シェフのメモリアル・コラムを乞うご期待です!とても楽しみです!(^^)

それでは、皆様、メリークリスマス!&良いお年をお迎え下さいませ!来年もどうぞ宜しくお願い致します!

¡Feliz Navidad y Feliz Año Nuevo! Salud~!(^O^)/▽☆

納堂友幸

納堂友幸

スペインバルの店長として約15年勤め、2021年よりアンダルシア州政府公認の「初代アンダルシアワイン・アンバサダー」に就任。ソムリエ、公式ベネンシアドール、日本ワイン検定1級を持つ。スペイン業界の赤い彗星。

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