永田枝理子「北スペイン探検隊!」
ガリシアでお土産を買うならどこがおすすめ?スーパーGadis(ガディス)!
こんにちは!北スペイン料理研究家、スペイン語通訳・翻訳家のErikoです。
私はスペインの北部の地方の中でも、特に北西部のガリシア地方に惚れ込み、もっぱら最近はガリシアをメインに旅をしたり、調べ物をしたりしています。
海の幸あり、山の幸あり、歴史あり。ガリシアはこれから一生をかけてディスカバーしたい場所です。
今回は、もし皆さんがガリシア地方に旅行に行ったらぜひ覗いてほしい、ガリシア地方特有のスーパー「Gadis(ガディス)」を紹介します。

ガディスは1986年創業、ガリシア州内とお隣カスティージャ・イ・レオンで合わせて200店舗以上チェーン展開しているスーパーマーケットです。
ルーツは、1930年ごろ〜ア・コルーニャ県北部の小さな港町、アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲスで一人のおじさんが営む日用品店・食料品店でした。
80年代に入り、大手スーパーマーケットの台頭により一時は倒産の危機を迎えるも、二代目の息子が事業を引き継ぎ多店舗展開し90年代には同じくガリシア生まれのスーパーFroiz(フロイス)、バスク生まれのEroski(エロスキ)と並ぶ規模のスーパーマーケットとして名を馳せるようになります。
ガリシア州内、どの町に行ってもガディスがあると言っても過言ではありません。
コンセプトは「100%ガリシア」、ガリシアの港や畑や山から仕入れる新鮮な地元産の食品が並ぶ店内は、商品を見て回るだけでも楽しいです。

お土産におすすめなのは、甘味であれば小瓶に入った蜂蜜や、ガリシア産の素朴なクッキー、栗の蜜煮など、
おつまみ系なら、ガリシアのリアス式海岸で獲れたムール貝や、タコ、サンブリーニャ(チビ帆立)など調味された缶詰も美味しいです。
また、ガリシアは原産地呼称のじゃがいもが州内で広く栽培されており、ガリシア産のじゃがいもを使ったクラフト系のポテトチップスもおすすめです。お芋のおいしさが違う!

こちらもおすすめ、煮物や米料理にサフランのような色合いをつけるコロランテ、食品用の着色料です。

お米を炊くときに混ぜると、どこか懐かしい黄色いご飯が炊き上がります。
グリーンピースやチキン、玉ねぎを刻み入れたら、レトロな”チキンパエリア”の出来上がり!
滞在中に調理できるスペースががあれば、鮮魚コーナーに並ぶ新鮮なガリシアの海の魚介や、ガリシア各地から取り揃えられた土着チーズ、野菜、肉売り場では玉ねぎ入りチョリソや、豚の前足の塩漬け(ラコン)、あばら肉を煮て脂を取った後のチチャロ(ほろほろお肉)、ピメントンで漬けられた豚肉のソルサなど、ガリシアならではの食材を気軽に購入して楽しむこともできます。
調理スペースはなくとも、パックで売られている様々なエンパナーダ(具入りのパイ)、ガリシアパンとチーズなどを購入すれば、公園のベンチで最高のピクニックが楽しめると思います。
日本でもその地域特有の地元スーパーに行く楽しみがありますが、スペインでも然り。
ガリシアに行かれた際はぜひガディスに立ち寄ってみてください!

























