星野マチ子「ソパイヴィダの窓辺から」
Granjapon 起業のきっかけと社名の由来
こんにちは。グランジャポン代表星野マチ子です。
スペインで出会った
Granja San Francisco 社の「Té con miel」
(スペイン語ではちみつ入り紅茶の意味)。
今から 20 年前、1 年ほど在西していた際遊びに来た友人に「これ、軽くて可愛くて、日本にまだないからスペイン土産にピッタリでは?」と勧めたところ友人は沢山購入して帰国。
その後、お土産のはちみつ紅茶をもらったという雑貨屋さんを営む方より
「お店で販売したいからメーカーと繋いで欲しい」
とご依頼を受けました。
「なるほど!では友人のお友達の雑貨屋さんのために一肌脱ぎたい!」
とメーカーNutrexpa 社にアタック。私の拙いスペイン語に熱心に耳を傾けて下さったホアキンとジェロー二という 2 人の muy simpatico(とても親切な)な担当者に恵まれ、この人たちと是非一緒に仕事をしたい、と思いました。
※2023年10月撮影。
画像左:ホアキン氏(現在はANETO社CEO)
私の熱き想いも伝わり、
「よし!では日本で販売してみよう!」
と大決定。でしたが…50個100個では輸入できず最低ロットが3000箱!
でも、乗りかけた船。だったら自分で起業して、雑貨屋さんだけでなく日本中に、このこのおいしい紅茶を日本に広めよう!ホアキンやジェロー二のような素敵なスペイン人のいるこの国の風と共に…と思い、有り金をはたいて支払いをし、帰国後起業しました。
社名を考えた際、国民性や人間性を知れば知るほど好きになるスペインの風を日本に届けたいという想いを強くし、はちみつ紅茶のブランド「Granja San Francisco」と「Japón(日本)」2つの文字を合わせ、社名を Granjapon(グランジャポン)と付けました。Gran Japon (グラン ジャポン)と表記していたくことが多いのですが「Granjapon (グランジャポン)」という造語が社名です。
現在 18 期目。1 箱の赤い紅茶と共に始まったこの旅が、黄色い箱のはちみつカモミールティー、緑の箱のはちみつミントティーと仲間を増やし、現在は、取り扱いブランドもGranja San Francisco グランハサンフランシスコに加え、Cola Cao コラカオ、ANETO アネト、ROLDAN ロルダン、oliBa オリーバ等10近く、大所帯の賑やかな旅となってきました。
また、旅の仲間は商品だけではなく人も。
2021 年 1 月 20 日、公私に渡ってお世話になっている本場スペインバレンシアスタイルのパエリアを日本に広める伝道師、栗原靖武さんのコラムでスタートしたリレーコラムSomething Special ~おいしいのその先に~。スペインがきっかけで出逢えた様々な分野のスペシャリストによるコラム。
きっかけは、コロナ禍におうち時間を楽しむ提案や情報をリお届けしたい、という想いからでした。”あなたの暮らしに Something Specialを!”という合言葉で毎週金曜日午後 9 時に配信。その後一度もバトンを落とすことなく続けてきたこのリレーも先週エルチリンギート新倉孝之輔さんによって150回を迎えました。皆様お忙しい中執筆下さり本当にありがとうございます。現在ライターは 13 名に増え、バリエーション豊かに楽しい情報や旅のお話し、レシピなどを発信しています。
そして、この度、このコラムリレーの旅に私も仲間入りさせていただくことになりました。
グランジャポンのこと、昨年 11 月にオープンした初の路面店 sopa i vida ソパイヴィダのこと、時にはプライベートなことも…sopa i vida ソパイヴィダの看板である窓辺のテラスからお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
次回は、もう一つの大きな旅の仲間たち 「グランジャポンオフィシャルパートナー」の皆様についての記事を書きたいと思っています。お楽しみに!