新倉孝之輔「自分探し料理人のスペイン紀行」
「魅惑のシェリー酒」のお話
みなさん、こんにちは! エルチリンギート 代表の新倉です。
今回も前回に引き続きシェリー酒の街のお話をさせて頂ければと思います。
南スペインの街「サンルーカル デ バラメーダ」のお話をさせて頂きたいと思います!
シェリーの三角地帯、「ヘレス デ ラ フロンテーラ」・「エルプエルト デ サンタマリア」と並んでいる街です。
辛口シェリー酒のマンサニージャの里として名高い同街。ポニエントと呼ばれる大西洋から吹いてくる海風の影響により、塩味が感じられる味わいに仕上がるのが、特徴です。
日本ですと、イダルゴ社の「ラ ヒターナ」が広く知られていますが、各社様々なマンサニージャがあります 私が個人的に好きな銘柄は、バルバディージョ社の「ソレアール」です。
バルバディージョ社のボテガ(ワイナリー)も訪問した事もある思い入れの強い品ですね♪
ポニエントと呼ばれる海風の影響をうけると前述しましたが、ワイナリーでは、窓の空け閉めで温度・湿度・熟成などをコントロールしているという職人技がスゴいですね。

マンサニージャとフィノは、フロールと呼ばれる酸膜酵母の下で熟成されるのが特徴(酸化熟成していないので透明)でその酸膜酵母は、ボテガ(ワイナリー)に棲んでいる酵母なので、そこにしか、いない唯一無二の存在であり、そのワインの味わいを決定付ける大きな要因になりますので、感慨深いですよね。
同じマンサニージャのカテゴリーでも様々な味わいがあって面白いですよね。
サンルーカルの海岸線沿いのお店でマンサニージャとオルティギャーネス?(イソギンチャク)のフリットを食べた時の衝撃(イソギンチャクって食べられるんだと!?と言う)は、忘れられません笑

オススメのお店は、海外線沿いの「Casa Bigote」や「Casa Balbino」が、あります。もう街中だと、バルバディージョ社の輸出担当のSr.オスカルにオススメされた「Taberna der Guerrita」などでは、伝統的なタパスが食べられて、リゾートにいるな~と感じられていいですね。


サンルーカルの各々ワイナリーの方達のオススメのお店もあって、僕もまだまだ、未開の部分が多々あるので再訪して色々、見てみたいと思っています。
行ってみたいと思っているレストランは、「el espejo-sanlucar」 ですね、モダンな表現で伝統的な料理を出しているので興味津々です♪
スペイン、アンダルシア地方の誇るシェリー酒は、まだまだ、神秘的な部分の多いお酒なので、色々な種類のシェリーを試して、お気に入りを見つけて見るのも楽しいかも、ですね。
それでは、今回は、この辺で失礼致します。
今回もありがとうございました。
次回は、カディスの白ワインの今! というテーマでお話させて頂ければと思っております。
南スペイン料理とデリ「エル チリンギート el chiringuito」店舗情報

| 住所 | 〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町12-1 ガーデンテラス市谷八幡1F |
|---|---|
| アクセス | JR市ヶ谷駅より徒歩3分 東京メトロ有楽町線・南北線 市ヶ谷駅 7番出口徒歩1分 |
| URL | https://www.facebook.com/elchiringuito.japan/ |
カテゴリ:新倉孝之輔
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