Ganjapon - グランジャポン

Something Special ~おいしいのその先に~

三浦ユーク「ワイン片手に何を作ろう」
地酒と郷土料理で感じたこと、スペイン北部リオハの旬野菜

地酒と郷土料理で感じたこと、スペイン北部リオハの旬野菜
三浦ユーク

三浦ユーク

sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者、料理研究家。企業レシピ考案、テレビ番組フードコーディネート、料理動画監修、レストランメニュー開発、コラム執筆、料理教室、食イベントへの出演等。

料理は感動と幸せを感じられるエンターテイメント。
グランジャポン・ソパイヴィダ統括マネージャー、料理研究家の三浦ユークです。

「地の酒には地のものを」というように、そのお酒が作られた場所と同じ産地の食材や料理は相性がいいと言われています。まさにその土地のテロワール(風土)が生んだ最高のペアリングですね。その土地の風や息遣いを感じながらそれを体感できたら尚更至福ですよね。

先日、スペイン北部に位置する、ワインの名産地としても知られるリオハを訪れました。

ちょうど今の時期はホワイトアスパラガスが旬を迎えており、市場やスーパー、レストランやバル、ご家庭、どこに行っても自慢のホワイトアスパラガスでもてなされます。

そして、リオハの南、アルファロという自然豊かでのどかな町にある郷土野菜料理屋さんを訪れました。

アサドール・サン・ロケ
お店は歴史を感じ、パティオ(中庭)もあって素敵な雰囲気です。

バルスペースもあり、スペインココアColaCao(コラカオ)もありました!

リオハや隣接するナバーラは野菜の名産地。野菜好きとしてはたまらない場所です。今の時期はホワイトアスパラガスを始め、アーティチョーク、ポチャという豆などが旬。その時期の旬を楽しむ食文化は日本と同じですね。

スタートは立派なホワイトアスパラガスの皮を厚めに剥いて、塩茹で、ヴィネガーとオイルで(1皿1人前で6本!よく食べますね)。トロッと柔らかでフレッシュ感あるジューシーさと旨み。ビィネガーのほどよい酸味が絶妙です。素材の味を生かして、旬を楽しんでもらいたい、いっぱい食べてほしいという想いが伝わってきます。

ポロネギとヴィネガー。こちらもシンプルな味付けで、ネギのほどよい甘みに酢の酸味、ロゼワインのフルーティーさがぴったり。

玉ねぎにしっかりとした衣をつけたフライ、生ハムと共に。日本のかき揚げみたいな仕上がり。玉ねぎの甘みと生ハムの塩気がおつまみにぴったり。これはsopa i vidaでもオンメニューしたいですね。

アーティチョークとにんにく、生ハムを添えて。スペインでも5月〜6月が旬のアーティチョーク。百合根の様なコクと旨み。乾いた大地の力強い濃い深さを感じます。

旬のポチャ豆の煮込み。この時期は必ず生のポチャ豆を使うとのこと。白インゲンと大豆の間の様な、甘くなめらかな味わいの豆です。野菜だしとパプリカパウダーで煮込んで。ギンディージャ(青唐辛子の酢漬け)を添えるのが地元の定番。酸味と辛味が良いアクセントに。

そして、ワインはナバーラのガルナッチャ品種のロゼワイン (sopa i vidaと夜のバル営業でもオンメニューしています)を。

どの野菜料理にも対応できる柔軟さ、フルーティーで骨格もしっかりしている辛口のロゼです。

地元の料理には地元のお酒を。やはりこのセオリーは間違いないことが実体験を通して確信しました。

郷土料理、とても響きました。この想いや感じたことを日本でも、sopa i vidaスタイルでご提案していきます!

ワインは文化

ワインのぶどう栽培から製造工程、次にバトンを渡して繋いでいっているから、我々の手元に辿り着きます。人から人へ繋がること、その積み重ね。伝統や文化も同じことなのかなと思います。

今回、リオハの雄大な大地を踏みしめ、人と会話し、空気を感じ、自然を感じ、その地のものを食して感じたこと。その土地の人や風土が繋がっていくから習慣になり、文化になり、喜びに繋がるんだなと実感しました。

モノからコトへ

そして、ワインでの乾杯が人と人が繋がるバトンの役割にもなっているなとも感じています。

日本では、スペインのワインやビール、タパスというモノをご提供させていただいているが、同時に「モノをきっかけにコトも体験できる場」なのかなと。

あるお客様からは、飲んでいただいワインをきっかけに「新婚旅行で行ったスペインのあの場所を思い出した」、あるお客様からは、召し上がっていただいタパスをきっかけに「リオハのあのバルの店主がいい人で!」と、ワインやタパスや会話をきっかけにあの時を振り返ったり、想い出話しに花が咲いたり。

人の記憶が蘇ったり、振り返ったりすることでまた新たなきっかけが生まれる場、まさに人生だなと感じています。そういう瞬間にご一緒できることが何よりの幸せです。

是非、スペインの風を感じにいらして下さい。

「vino y vida ヴィノイヴィダ」
~ワインと人生~

!Buenas noches!(こんばんは!)
今宵あなたをスペインの街へ

スペインのBAR(バル)
街に佇み人々を見守る

家に帰る前の1杯、2杯、3杯…
うまいスペインワインとつまみがあれば
そこには最高の乾杯がある!

sopa i vidaソパイヴィダでのスペインバル夜営業

リオハワインを中心にテーマに合わせて厳選したスペインワインを
👤ワインエキスパートの常田諭史がセレクト。

ワインに合わせて、地元食材や旬野菜を使った小粋なタパス(つまみ)を
👤sopa i vidaシェフの三浦ユークがご用意致します。

また、3か月の最終金曜日は総集編のプレミアムフライデー企画
~スペインワインと旬食材を楽しむ会~
完全予約制にてスペインワインとタパスのペアリングをお楽しみいただく、贅沢な一夜を開催致します。

一緒にスペイン旅へ出掛けましょう。

2024年6月のバル営業スケジュール

営業日時:平日金曜限定 18:00-22:00
・6月:7(金)・14(金)・21(金)

・6月28日(金) 19:00-22:00
※予約制・定員8名様「ペアリングディナー会プレミアムフライデー vol.57」(残席僅か)

場所:横浜あざみ野 sopa i vida ソパイヴィダ
〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野2丁目9−1 あざみ野駅前第二ビル 1-E
田園都市線・市営地下鉄ブルーライン「あざみ野」駅より徒歩1分

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sopa i vidaのコンセプト
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「人生にスパイスを」

日々の暮らしの中で、晴れの日も雨の日も、ご機嫌な時も落ち込んだ時も、sopa i vida のスープが活力になれたら。人生の上り坂も下り坂も力強く歩いていけるように、心を込めて作ったスープにひとつまみのスパイス(愛情/笑顔)を加えてお客様にお届けします。

地元の皆様と一緒にsopa i vidaを創り上げていき、お客様にスープを通して季節やちょっとした幸せを感じていただきたいという気持ちで心を込めてお作りします。オープンの12:00よりスペインワインやクラフトビール、ちょっとしたおつまみもお楽しみいただけます。ご来店心よりお待ちしております。

sopa i vida

〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野2丁目9−1 あざみ野駅前第二ビル 1-E
田園都市線・市営地下鉄ブルーライン「あざみ野」駅より徒歩1分

OPEN : Mon. – Fri. 12:00 – 19:00
※15:00-16:00 CLOSED
※金曜のみ 18:00-22:00 バル営業
※定休日:土/日/祝 ※イベント時は不定期オープン(公式インスタグラムをご確認下さい)
※イートイン / お持ち帰りご利用いただけます。
※当店はキャッシュレス決済でのお会計をお願いしております。

sopa i vida公式Instagram

イベントのご予約・お問合せはInstagram DMにてお問合せ下さい。

三浦ユーク

三浦ユーク

sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者、料理研究家。企業レシピ考案、テレビ番組フードコーディネート、料理動画監修、レストランメニュー開発、コラム執筆、料理教室、食イベントへの出演等。

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