加藤智保子「笑顔を呼ぶオリーブ」
オリーブオイルには分類があります
スペインからエクストラバージンオリーブオイルを輸入しています、DE OLIVAの加藤智保子です。
10月の中旬頃になるといよいよ収穫が始まり、新しい今年のオイルが生産されます。
オリーブオイル、オリーブオイルと言いますが、実は生産方法、官能検査によって品質による分類があります。
この分類を決めているのがスペインマドリードに本部を置く政府間機関International Olive Council(略してIOC)です。
エクストラバージン、バージン、ピュアなどオリーブオイルの前に色々ついているものが品質の分類を示しています。
ただ、非常に紛らわしい、、、です。
ピュア??バージン?なんだかわからないですよね。
分類を大きく2つに分けることができます。それは生産方法です。
オリーブの実を収穫し、搾油する。
この方法が物理的、機械的な力のみで搾油するものをバージンオイルと言い、オレンジを絞ってオレンジジュースになるのと同じです。
オリーブの実を
洗浄
↓
粉砕
↓
攪拌
↓
分離
↓
充填
することでオリーブオイルとなります。

ここでできるオイルはエクストラバージン、バージン、ランパンテに分かれます。
ランパンテはランプ用という意味から来ており、こちらは食用にしてはいけないカテゴリーです。
もう一つは有機溶剤を使い、油分を取り出す方法です。
こちらにはピュア、精製オリーブオイルなどが含まれます。
また日本でよくあるサラダ油なども溶剤抽出で生産されるオイルです。

エクストラバージン、は多くの方が聞いたことがあるかと思います。
IOCの規定ですと、
酸度0.8%以下
かつ専門家の官能検査で品質的にOKが出たもの
のみをエクストラバージンオリーブオイル、と名乗ることができます。
ですが、特にオリーブオイルの勉強をされない限り、このような規定があることはご存知ないと思います。
それをいいことに、ではないですが、
エクストラバージンなの?これ?
というような品質のものは多く出回っています。
酸度は遊離脂肪酸の割合、ざっくりいうと酸化するスピードは酸度が大きければ
早く酸化すると想定されます。
酸度は成分検査表を見ないと分かりません。
官能検査は専門家が香り、味わいを自分の舌と鼻で分析し、欠陥がないかを調べます。金属臭やカビ、酸化した香りなどを欠陥とみなします。
このような過程を経てエクストラバージンオリーブオイルとなります。
ですので、エクストラバージンとは生産方法は物理的のみ、成分分析そして専門家による欠陥がないと認定されたものです。
エクストラバージンにはそれぞれの品種の持つ香りや味わいが残っており、さらにポリフェノールなどの微量成分によって健康にも寄与する、美味しく健康になる油なのです。
よく本物のオリーブオイル、などと言われることはありますが、オリーブオイルはオリーブ以外の植物が混ざっていなければオリーブオイルと呼ぶことはできると思います。
しかし、本物のエクストラバージンオリーブオイル、と言えるものはあまり数が多くないのでは?と思います。
では買う時にどのように見極めるかというと、その味を確かめる、今はそれしか方法はないと思っています。
ちなみにDE OLiVAで輸入しているオリーブオイルは全てエクストラバージンですが、その酸度はIOCの基準の0.8%以下をはるかに下回る0.1~0.14%のものです。
つまりそれだけ酸化はしづらいと言えるかと思います。
ぜひ本物のエクストラバージンオリーブオイルを味わってみてください。
カテゴリ:加藤智保子
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