野堀貴則「いつの季節もロゼワイン日和」
広島三原の真蛸
「estación エスタシオン」オーナーシェフ。神楽坂の人気スパニッシュ「エルプルポ」を経て2015年にモダンスパニッシュとロゼワインをコンセプトに「エスタシオン」をOpen。数年前から年に一回、スペイン地方の郷土料理を学ぶ旅を続けている。特にガリシアが好き。ソムリエの資格も所持し、ワインにも精通。
こんにちは!
神楽坂エスタシオンの野堀です。
今回も食材についてお話ししたいと思います。
スペイン人も大好きな食材の一つ真蛸。
スペインではガリシア地方の大西洋側で獲れる真蛸は最高級の食材です。
リアスバイシャスの入り組んだ地形で豊富な魚介類を食べて育った真蛸は素晴らしく美味しい。
オウレンセの街角にはPulpeira/プルペイラといって屋台で真蛸のガリシア風を売る風景をよくみます。まさに蛸はガリシア人のソウルフードですね。

そんな真蛸ですが、日本人にとってもすごく身近な食材です。
日本の有名な産地だと、兵庫の明石や神奈川の佐島をよく聞きます。
今回お話ししたいのはエスタシオンでオープンからずっと使わせてもらっている、
広島県三原市の真蛸です!
「三原のやっさタコ」
3年前に実際に三原漁港に見学もいかせてもらいました。
三原沖の海は、広島県の中でも一番小島が多く、水温が一定できれいな水が特徴です。
岩場が多くカニやエビが多く生息している為、美味しい魚介をたくさん食べたタコが獲れます。
海流が早い三原の海域では、タコはしっかり岩に張り付いているため、海流で鍛えられたタコは身が締まり、短く太くなった足は歯ごたえ抜群で味は濃く、シンプルに茹でて食べる蛸のガリシア風に最高に相性のいい真蛸だといえます。
三原のタコ漁は、江戸時代より代々世襲制で引き継がれています、主な漁法は伝統的なたこつぼ漁。
体に傷が付きにくいため、とてもきれいなタコを水揚げすることができるそうです。
エスタシオンではこの三原のやっさタコを、ガリシア風にしたり、香ばしく炭火で焼いたりといろいろな調理方でお出ししてます。
ガリシアに負けない広島三原の真蛸を是非味わってみてください!

「estación エスタシオン」オーナーシェフ。神楽坂の人気スパニッシュ「エルプルポ」を経て2015年にモダンスパニッシュとロゼワインをコンセプトに「エスタシオン」をOpen。数年前から年に一回、スペイン地方の郷土料理を学ぶ旅を続けている。特にガリシアが好き。ソムリエの資格も所持し、ワインにも精通。
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