永田枝理子「北スペイン探検隊!」
夏はこれ!スペインの「アリーニョ」で野菜が美味しい!
こんにちは!北スペイン料理研究家、スペイン語通訳・翻訳家のErikoです。
先日実は、スペイン政府観光局(Turespaña)が主催する、国際観光カンファレンス・イベント「SPAIN TALKS」にて、スペインのサステナブル・ツーリズムに関する最優秀コンテンツ賞「アンバサダーアワード」を頂きました!

最前列、白いズボンが私です
候補となった様々なインフルエンサーさんたちの中でも私が選んでもらえた理由は「地域分散・持続可能な観光への貢献」つまり、人があまり行かないところにフォーカスして書き続けているという点でした。
実は好きな場所のことだけを書いていた、というのが本音なのですが、それを評価していただけたことが嬉しくて、今後も好きなものを迷わず書いていこう!と背中を押された気持ちです。
そんなわけでこちらのコラムでも今回はぜひ、目立たないけど絶対美味しいものにスポットを当てたい(本音は、私が好きなだけ!)そんな気持ちから、「アリーニョ」をご紹介いたします!
アリーニョ(Aliño)とは
スペイン語でドレッシングのこと。オイルやビネガーなどを混ぜて調味し、肉や魚、野菜と和えるソースのことです。

トマトのアリニャードス(アリーニョしたもの、の意味)
アリーニョはつまり、そういう概念のようなものなので、これ、というレシピはありません。
自由な発想で様々なアリーニョができるという点では、メキシコのサルサ文化にも似ているかもしれません。
日本は既製の美味しいドレッシングが星の数ほどありますが、野菜の味を消してしまうくらいドレッシング自体が美味しすぎる、って思います。
ドレッシングだけ飲んでもご飯のおかずになりません?
シンプルなアリーニョなら、美味しい野菜の味はそのままに、もっと美味しく感じられるところが好きです。
(・・・でもアリーニョだけでもパンが恐ろしいほど食べられるので、どっちにしろ、アリーニョそのものも美味しいです笑)
簡単で美味しい!基本のアリーニョレシピ
オリーブオイル・・大さじ3
ワインビネガー・・大さじ2
フレッシュパセリみじん切り・・大さじ1
塩・・適量

混ぜるだけ!
この量は、トマト2つくらいを和えるのにちょうど良いです。
また分量は目安なので、酸っぱいのが好きな方はビネガーを増やしたりと自由です。
オリーブオイルはなるべく、ちょっと良い美味しいものを。
ビネガーは、シードルビネガーやシェリービネガーでもまた味わいが変わってきます。

じゃがいものアリニャーダス
じゃがいも、玉ねぎ、ツナ、オリーブをアリーニョ(ビネガー多め)で和えました。
作ってから半日ほど冷蔵庫で冷やすと味が馴染んで美味しいです。
また、アリーニョは、冷たいサラダだけじゃなく、熱々の素材に合わせても美味しいです。

揚げいものアリニャーダス
このアリーニョにはにんにくをこれでもか!と入れています。熱々ほくほくのお芋にすっぱ旨いアリーニョが絡んで最高にビールが進みます。
レシピ:
- じゃがいも・・・2個 皮を剥いて3mmくらいのスライスにし、水にさらしておく
- 生パセリ・・・1本
- ニンニク・・・1片
- 塩・・・小さじ1
- エクストラバージンオリーブオイル・・・大さじ2
- シードルビネガー・・・大さじ1 (シェリービネガーやワインビネガーでも)
作り方:
- 晒したじゃがいもは水気を拭いてから油でカラッと揚げる
- すり鉢にニンニクとパセリを入れてすりつぶし、塩、オリーブオイル、ビネガーを入れて混ぜる
- 揚げたじゃがいもに2のアリーニョをかけてざっと混ぜる
同じアリーニョを茹で豚にかけたり、白身の魚のフライのソースにしても最高です。
他にも、ピメントン(パプリカパウダー)、アンチョビ、マスタード、固茹でのゆで卵の黄身、タイムやローズマリー、バジルなどのハーブ、はちみつ、ナッツ、レモン汁など、創意工夫で様々なアリーニョが作れます。
ぜひ皆さんも、お好きな材料で自分好みのアリーニョを作ってみてください!

いちじくとトマト、オレガノのアリーニョ
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