増渕友子「カタルーニャのこと色々」
Escalivada エスカリバダ
夏真盛りの今日この頃、近年は酷暑と呼ばれ、暑さが身体に堪えますが、せめて美味しい夏野菜を食べて元気に過ごしたいですね。
カタルーニャの野菜料理と言えば、真っ先に思いつくのがEscalivada エスカリバダという焼き野菜。
主にパプリカ、茄子、玉ねぎなどで、カタルーニャ料理の超定番の1つです。
パプリカや茄子は直火で真っ黒に焼き、玉ねぎは丸ごとをアルミホイルで包みオーブンで焼きます。
元々はEscalivar(炭火で焼く、灰で焼く)という伝統的な調理法で、
Escalivar したものがEscalivada なのです。

直火でゆっくりじっくり真っ黒になるまで焼きます。パプリカなどはそんなに?と思われるくらい黒焦げになりますが
皮をむけば真っ赤な果肉が表れるので心配無用。
野菜の甘味旨味も濃くなり、柔らかくトロッホクッとなった果肉に程よい燻味が纏っています。
オリーブオイルと塩で味付け、そのまま前菜として食べたり、メインディッシュの肉や魚の付け合せにしたりもします。

エスカリバダとアンチョビをのせたパントマカ(トマトを擦り付けたパン)も超定番。
カサマイヤでもアラカルトの1品でお出ししていますが、これが大大好きな方が複数いらっしゃいます。
本当にシンプルな小さなものですが、ここにカタルーニャ料理のエッセンスが凝縮したような味わいで、
一口頬張るともう地中海の向こうへトリップできそうな(笑)虜になる美味しさかも知れません。
機会があればぜひご賞味下さい。
カタルーニャ厨房 カサマイヤ
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