ライアーと朗読クリスマスコンサート

 耳を澄まさなければ聞こえない清らかな音色が特徴です
ライアーという楽器をご存知でしょうか。
知り合いの方のプロデュースで開かれたこのコンサート。お誘いを受け、今回私は生まれて初めて音色を生で聴かせて頂き、その美しいさにすっかり魅了されました。
ライアーは古くは古代メソポタミアや古代エジプトから伝わる竪琴で、古代ギリシャ神話の中では不思議な力をもつ楽器として神話にも伝えられています。ですが、時代の流れと共にすたれていってしまった、小さなハープの様な形の弦楽器です。
その後、思想家ルドルフ・シュタイナーの理念に基づき、南ドイツで復活したのが今から83年前。ドイツを中心とするヨーロッパやアメリカ大陸では主にシュタイナー教育の現場や、音楽療法に用いられているそうです。
日本では、2001年に公開された『千と千尋の神隠し』のエンディングテーマ『いつも何度でも』を木村弓さんがライアーでの弾き語りをしたことで知られることになりました。
意外にも世界中で一番ライアー愛好人口が多いのは、日本なのだそうです。
ライアーは、あえて小さな音しか出ない構造になっています。今の時代、受動的にどんどん音が耳から入ってきますが、ライアーが、『耳を傾け』『耳をすます』ことの大切さを教えてくれます。
前半は、三野友子さんのライアーの演奏。後半は、醍醐千里さんの朗読とのコラボレーション。
本当に素晴らしかったです。元々シュタイナー教育に興味があり、大学時代その授業を受けていたので、ライアーの魅力に惹かれ、またシュタイナー教育も少し勉強し直そうかと思えたとても豊かな時間でした。


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