スペインのクリスマス

 
テ・コンミエルを取り扱って頂いている日本スペイン協会のクリスマスイベントでツリースペインのクリスマス気分リースに浸ってきました。
前半は、スペインで14年間ジュエリーを学んでいらしたデザイナー中島史子さんにアクセサリー作りを教えて頂きました。
後半は上智大学で長く教鞭を執っていらしたエレサ教授のお話をお手製のスペイン菓子チュロス(左写真)と共にお聞きしました。
チュロスは、特にスペインのクリスマス菓子というわけではなく、屋台のように道々にありスペイン人が日常的に食べている朝食感覚のお菓子だそうです。
中島さん曰く「飲みの締めが日本ではラーメンだが、スペインではチュロスコンチョコラテ」だったりするそうです。
『チュロス コン チョコラテ』とは写真のように、チュロスとホットチョコレートの組み合わせで、チュロスをホットチョコに浸しながら食べる甘~い食べ物です。
右写真は『ベレン』と呼ばれるクリスマスに飾る置物です。イエスキリストの生誕の場面を再現した人形飾りです。
イエスが生まれた馬小屋。聖母マリアと聖ヨセフが飼い葉桶に寝かされた幼子イエスを愛おしそう囲み、羊飼いや羊、馬小屋の牛や馬がならびます。
各家庭ではクリスマス前にこのベレンをダイニングルームや居間に飾り付けます。12月初旬、人々はクリスマスの飾りやベレンを売る市に出かけていき、毎年新しい人形を買い足したりもするそうです。
ベレンはまた、教会はもちろんのこと、駅、商店のショーウインドー、デパート、などにも登場します。クリスマス時期に街を歩いているとあちこちで個性的なベレンを目にすることが出来ます。ベレンのコンクール(コンテスト)もあるそうです。
スペイン語でメリークリスマスのことを
!Feliz navidad(フェリス ナビダッド)!
というのですが、
Felizが祝いの言葉に使う幸せなという言葉でNavidadが生誕の意。つまりイエスキリストの生まれた日を祝うという意味です。スペインでは、クリスマスは賑やかにパーティーするというよりも、イエスキリストの生誕を祝って静かにお祈りする日という位置づけのようです。クリスマスはこのベレンの周りに家族が集まり、祈り歌います。最近では、そのような信仰心も薄れてしまっているようですが、私もスペインにいる時には、クリスマスツリーよりもベレンを良く見かけました。
スペインのクリスマスを思い出す楽しい楽しいひとときでした・・・
各国のクリスマスの習慣や、過ごし方を知るにつけても、日本は結局いろいろな国のクリスマスをいいとこ取りミックスしている感じなんだなって思います。


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